面白い雑学クイズ16「世界一の積雪量を観測したのはどこ？」

3.滋賀県

1927年2月14日に滋賀県の伊吹山で記録した1182cmが、観測史上世界一の積雪量です。（※参考：気象庁）

青森県みたいな寒い地方だと思った。

実は、雪が降るためには、温度はあまり低くない方がいいんだよ。

雪が降るためには、地上の気温が0度前後であることが最適です。あまりにも低いと、空気中の水分が凍りつき、雪として降りにくくなります。

また、上空の気温がマイナス6度以下であることも重要です。

さらに、湿度が高いと、空気中の水分が雪として降りやすくなります。

つまり、適度な寒さと高い湿度がたくさんの雪が降る条件なんだね。

伊吹山は滋賀県と岐阜県の県境に位置し、山頂付近は1377m、日本海と琵琶湖を通って湿った空気がぶつかり、世界一の積雪量を記録することができたのです。