雑学クイズ3択問題!
今回は、七福神に関する面白い雑学クイズです!
面白い雑学クイズ
七福神の中で、日本出身の神様はたった一人です。それはどの神様でしょう?
- 福禄寿(ふくろくじゅ)
- 大黒天(だいこくてん)
- 恵比寿(えびす)
3.恵比寿(えびす)
七福神は、インド、中国、日本の神々が融合したもので、室町時代末期に、京都を中心に信仰が広まりました。
当時の庶民は現世での利益を求めて信仰していたそうだよ。
江戸時代になると、七福神の信仰はさらに広まり、七福神を祀った神社を巡る「七福神巡り」が盛んになります。
正月に七福神の絵を枕の下に敷いて寝ると、幸福が訪れるって言われたよね。
日本出身の神様が恵比寿様だけというのは少し寂しい気もしますが、七福神は異なる文化や宗教の神々が融合してできたもので、その多様性が魅力の1つでもあります。
七福神の出身国まとめ
- 毘沙門天(インド)…ヒンドゥー教、財宝を司る神クベーラがルーツ。
- 弁財天(インド)…ヒンドゥー教、水と豊穣を司る女神サラスヴァティーが由来。
- 大黒天(インド)…インドのヒンドゥー教の神、シヴァ神の化身であるマハーカーラが由来。
- 福禄寿(中国)…道教の神で、三徳と呼ばれる子孫繁栄、財産を司る。
- 寿老人(中国)…道教の神で、南極星の化身とされる。福禄寿と双子とも同一人物とも言われ、しばしば混同される。
- 布袋尊(中国)…中国の実在した禅僧がモデル。弥勒菩薩の化身で、開運を司る。
- 恵比寿(日本)…古事記や日本書紀に出てくる国造りの神、イザナギノミコトとイザナミノミコトの子供とされ、後に商業や漁業の神として祀られるようになった。