論理クイズ好きにはたまらない!「短い問題、面白い問題、難問」をたっぷりまとめました!
気軽にチャレンジできる、ちょうど良い難問を選りすぐって掲載しています!
論理クイズがはじめての方には、小学生向けの「はじめての論理クイズ」からチャレンジするのがおすすめです!
論理クイズ:目玉焼きの食べ方
家族4人で田舎のおじいちゃんとおばあちゃんに会いに行きました。
翌日の朝食で、おばあちゃんは目玉焼きを作ったのですが、4人の家族はそれぞれ目玉焼きの食べ方が違うかったことを思い出しました。
しょうゆ?ソース?塩?マヨネーズ?
みんな、何が好みだったかねぇ…
そこでおじいちゃんが、次のように教えてくれました。
- お父さんはマヨネーズじゃった。
- お母さんは塩かしょうゆじゃった。
- タロウは塩かマヨネーズじゃ。
- たしか、しょうゆはお父さんかハナちゃんじゃったの。
さて、4人それぞれの目玉焼きの食べ方は?
表を作って、可能性のないところに✕をつけると分かりやすいです。
お父さん→しょうゆ
お母さん→塩
タロウ→マヨネーズ
ハナちゃん→ソース
「お父さんはしょうゆかマヨネーズ」と言っていたので、お父さんのソースと塩には✕(バツ)をつけます。
お母さん、タロウ、ハナちゃんも同じように、可能性のないところに✕(バツ)をつけると、次のようになります↓
お母さんの欄は「塩」しか空いてないからお母さんは「塩」で決まり。
それに、「ソース」の欄はハナちゃんしか空いてない!
ハナちゃんが「ソース」と決まったら、ハナちゃんの欄のマヨネーズ、しょうゆ、塩に✕(バツ)を付けます。
これを繰り返すと次のように表が完成し、答えが出ます▽
論理クイズ:負けられないテスト
4人の男子生徒が、学校のテストの結果について話していますが、全員がウソを言っています。
話していた内容から、4人それぞれの本当の順位を当ててください。
- Dが一番で、ぼくは2番だったよ。
- ぼくはCよりも点数が良かったんだ!
- Aが1番で、Dが2番だよ。
- 僕が1番悪かったんだ…
さっきの問題と同じように、表を作り、可能性のないところに✕をつけましょう。
1番C、2番B、3番D、4番A
Aは「Dが1番で、ぼくは2番だったよ」と言ってますが、ウソということは「Dは1番ではなく、ぼくは2番じゃなかった。」となります。
可能性のなくなった場所に✕(バツ)を付けます。
同じように、B、C、Dの話もウソだったらどうなるのかを考えて、✕(バツ)をつけます。
でもBの話はCの順位が分かってからじゃないと無理だよね。後回しにしよ!
まとめると、このような表になります。
Dは3番しか空いてない!
3番がDで決定すると、Aは4番ということになるね。
Aが4番、Dが3番ということは、残っている順位は1番と2番のみです。
Bは「ぼくはCよりよかったんだ!」と言っていましたね。でもその話はウソなのでBはCよりも悪かったことになります。
このことから、Cが1番、Bが2番だと分かります!
論理クイズ:部活終わりの会話
てつや君、のりお君、きいち君は同じマンションに住んでおり、3部屋は横並びで続いています。
また、3人はそれぞれ部活に打ち込んでいて、バスケ部、水泳部、美術部だそうです。
次の会話を聞いて、それぞれが何の部活をしているか分かるかな?
- のりお君は真ん中の部屋なんだ
- きいち君の部屋のテレビがうるさい時は水泳部の子が壁を叩いて静かにさせるんだって。
- バスケ部の子はてつや君が週末にでかける時、てつや君の飼っている猫にエサをやってくれるんだ。
「きいち君の部屋のテレビがうるさい時は水泳部の子が壁を叩いて静かにさせてる」と言っていることから、きいち君は水泳部でないことは決定です。
きいち:バスケ部
てつや:美術部
のりお:水泳部
- 「きいち君の部屋のテレビがうるさい時は水泳部の子が壁を叩いて静かにさせてる」と言っていることから
→きいちは水泳部ではない
- 「バスケ部の子はてつや君が週末に出かける時、てつや君の猫にエサをやる」と言っていること
→てつや君はバスケ部ではない
- 「のりお君は真ん中の部屋」と言ってることからきいち君とてつや君の部屋は隣り合っていないことが分かります。
→このことから、てつや君は水泳部ではない
これらのことから、てつや君は美術部で、のりお君が水泳部だと分かります。
あとは、空いているところをうめたら3人それぞれの部活が分かるね!
論理クイズ:給料は金塊
ある会社で、7日間働いた社員に、給料を金塊で支払うことになりました。
金塊は、1日が終わるごとに毎日渡すのですが、7等分に点線は入っているものの、切断はされてない状態です。
そして金塊を切断できるのは2箇所のみです。
あなたならどこで切断して、どのように社員に金塊を渡しますか?
2箇所しか切れないということは3つの塊に分けるということ。
ということは、一度渡した金塊を返してもらう必要がでてきます。
金塊をカットする部分は1つ目と3つ目の点線部分です。
- 1つの塊(かたまり)
- 2つの塊(かたまり)
- 4つの塊(かたまり)
毎日金塊を渡すには、一度渡した金塊を返してもらう必要があります。
1日目の給料
1日目の給料はふつうに「1つの塊」を渡します。
2日目の給料
2日目は「2つの塊」を渡すかわりに、前日に渡した「1つの塊」を返してもらいます。
3日目の給料
3日目は「1つの塊」を渡します。
4日目の給料
4日目は、これまで渡した「1つの塊」と「2つの塊」をすべて返してもらうかわりに「4つの塊」を渡します。
5日目の給料
5日目は「1つの塊」を渡します。
6日目の給料
6日目は「2つの塊」を渡すかわりに、前日に渡した「1つの塊」を返してもらいます。
7日目の給料
7日目は「1つの塊」を渡しておわりです!
論理クイズ:金塊の入った箱はどれ?
ここに4つの箱があり、最低1つに金塊が入っています。
あなたはこの箱のどれか1つをもらえることになりました。金塊を手に入れるにはどの箱を選べばよいでしょうか?
箱の中身については以下の通りです。
① Aの箱の中に金塊が入っているときは、Bの箱にも入っている。
② Cの箱の中に金塊がないときには、Dの箱の中にもない。
③ Cの箱の中に金塊ないときには、Bの箱の中にもない。
Cの箱についての情報が一番多いので、Cの箱から考えてみましょう!
こたえ:Cの箱
条件に書かれている②と③により、
Cの箱に金塊が入っていない時、DにもBにも金塊は入っていないことになります。
となると…
CにもBにもDにも入ってないという事になるからAしかないってことになっちゃうけど….
でも、条件①に書かれているように
Aに金塊が入っているときにはBにも入っているはずなので、これでは話が合わなくなります。
だから、Cに金塊が入っていないと考えるのは間違えていることになるんだよ。
なるほど、Cの箱を選べば確実に金塊を手に入れることができるってわけだ!
論理クイズ:囚人と帽子
ある国の王様が、4人の囚人を集めて言いました。
「これからゲームをする。このゲームに勝った者は牢屋から出してやろう。ただし、間違えた答えを言った者は、ただちに処刑する!」
王様の行ったゲームは次のとおりです。
- 下の図のように、3人の囚人を階段に立たせる。
- カベを挟んでもう一人の囚人を立たせる。
- 全員に目隠しをして帽子をかぶせる。
- 全員が帽子をかぶったところで目隠しを取る。
そして王様は言いました。
決して後ろをふり返ってはいけない。
いま、お前たちの頭に帽子をかぶせた。
帽子は赤い帽子が2つ、白い帽子が2つある。
自分のかぶっている帽子の色を言い当てることができた者は釈放しゃくほうしてやろう。
しかし、間違えた答えを言ったものは、ただちに処刑する!
さて、それはA~Dの囚人のうち誰でしょう?
囚人Aが答えられないということは、BとCの帽子の色はどうなっているのでしょう?
こたえ:囚人B
囚人Aが答えないということは、BとCの帽子の色が違うということ。
BとCが同じ色の帽子をかぶっていれば、Aは自分の帽子の色がすぐに分かるはずだね。
そこで囚人Bは、Aが答えないということは、目の前の囚人Cと自分の帽子は違う色だと気づく。
なので、囚人Cが白をかぶっていればBは赤と答え、囚人Cが赤をかぶっていればBは白と答えればOK。
論理クイズ:蚊取り線香の時計
ちょうど1時間で燃え尽きる蚊取り線香があります。
この蚊取り線香をつかって、45分を測るにはどうすれば良いでしょうか?
蚊取り線香はいくつ使ってもOKです!
蚊取り線香の両端から火をつけます。
画像付きで分かりやすく解説していきます!
渦巻き状の蚊取り線香では分かりにくいので、蚊取り線香を伸ばして考えてみましょう。
まず、蚊取り線香は2本同時に使います!
1本目は両端に火をつけ、2本目は片方にだけ火をつけます。
この蚊取り線香は1時間で燃え尽きるので、1本目がちょうど真ん中で燃え尽きる時、30分が経過したことになります。
2本目はまだ30分の蚊取り線香が残っている状態です。
そして1本目が燃え尽きた時に、2本目の反対側に火をつけると15分が測れます。
論理クイズ:4リットルの作り方
5リットルと3リットルが測れるコップがあります。
この2つのコップをつかって4リットルを測るにはどうすればいいでしょうか?
コップの水を何度か移し替えて4リットルを測ります。
最短で6回の移し替えで完了します!
1回目
まず、5リットルのコップに水を満タンに入れます。
2回目
次に、3リットルのコップがいっぱいになるように移します。
5リットルのコップに2リットル残り、3リットルのコップが満タンの状態です。
3回目
3リットルのコップをからにします。
4回目
2リットルの水を3リットルのコップに移します。
3リットルのコップは満タンにはならず、1リットル分あいている状態です。
5回目
5リットルの容器が満タンになるように水を入れます。
6回目
3リットルのコップは1リットル分あいているので、そこに水を移し入れると…
完成しました!
論理クイズ:狼と羊とキャベツの問題
男性が、オオカミと羊とキャベツを向こう岸に運ぼうとしています。(船を漕げるのは男性だけです。)
船は小さいので、2つまでしか乗せることができません。
さらに、男性がいないとオオカミは羊を食べてしまい、羊はキャベツを食べてしまいます。
オオカミ、羊、キャベツ、全てを向こう岸に運ぶにはどうすればよいでしょうか?
船には男性1人で乗ることもあります。
1回目
人間が羊を連れて対岸へ移動。
2回目
2回目は人間だけが戻ります。
3回目
キャベツだけを残して、オオカミを連れて対岸へ。
4回目
4回目は羊を連れて戻ります。
5回目
キャベツをだけを持って対岸へ。
6回目
6回目は人間だけが戻ります。
7回目
羊を連れて対岸へ。
完成しました!
論理クイズ:正直村と嘘つき村
正直村を目指している旅人が、分かれ道にさしかかり、どちらが正しい道か分からなくなりました。
どちらか一方が正直村への道で、もう片方は嘘つき村へと続いています。
そこへ村人がやってきたので正直村への道を尋ねることにしました。
この村人は、正直村か嘘つき村、どちらかの住人ですが、どちらの住人かは分かりません。
正直村の住人なら正直に答えてくれますが、嘘つき村の住人なら必ず嘘を答えます。
旅人はこの村人に「はい」か「いいえ」で答える、たった1つ質問で、正直村への道を聞き出すことに成功しました。
さて、なんと質問したのでしょうか?
どちらかの道を指差しながら聞きます。
どちらかの道を指差しながら「あなたの住んでいる村はこっちですか?」とたずねる。
- 正直村の住人なら「はい」と答える。
- 嘘つき村の住人も「はい」と答える。
村人が正直でも嘘つきでも、指さした方が正直村ってことになるね。
- 正直村の住人なら「いいえ」と答える。
- 嘘つき村の住人も「いいえ」と答える。
村人が正直でも嘘つきでも、指さした方が嘘つき村ってことになるね。
つまり、「はい」と答えらたら指さした方向に進み、「いいえ」と答えられたら逆の方向に進めばいいんだ!