回文とは、上から読んでも下から読んでも同じ言葉になる文句のことです。
「しんぶんし」とか「ミルクとクルミ」とか。
回文にもいろんな種類がありますが、「短い回文」や「長い回文」、さらには「英語の回文」まであります。
そこで、思わずうまいなぁ~と唸る、面白い回文を一覧にしてみました!
面白い回文・長い回文一覧
世の中バカなのよ(よのなかばかなのよ)
世の中ね顔かお金かなのよ(よのなかねかおかおかねかなのよ)
やさぐれてんなー
リモコンてんこ盛り(りもこんてんこもり)
右手バテ気味(みぎてばてぎみ)
スマートなトーマス(すまーとなとーます)
来てもよい頃だろ、来いよモテ期(きてもよいころだろこいよもてき)
ダメ男子 モテ期が来ても 死んだ目だ(だめだんしもてきがきてもしんだめ)
ナルトは取るな!(なるとはとるな)
お買い得のくどい顔(おかいどくのくどいかお)
マカオのオカマ(まかおのおかま)
たまにガニマタ(たまにがにまた)
筋肉ボディ!僕人気(きんにくぼでぃぼくにんき)
ズラとバレても、モテれば取らず(ずらとばれてももてればとらず)
マカオの筋肉モリモリのモテ男が、オカマで普段は内股、そしてズラ…って感じかな?
秋刀魚焼く、悔やまんさ(さんまやくくやまんさ)
酢飯、薬のリスク示す(すめしくすりのりすくしめす)
菓子与え、肥えたアシカ(かしあたえこえたあしか)
ロリコン外科医いいかげん懲りろ(ろりこんげかいいいかげんこりろ)
時計は叫ぶ、今朝は行けと!(とけいはさけぶけさはいけと)
「寝てんなよ!」なんてね(ねてんなよなんてね)
朝からこんな回文で起こされたら目が覚めるかもね~!
いかん、飛ぶ座布団かい(いかんとぶふとんかい)
イカのダンスは済んだのかい(いかのだんすはすんだのかい)
しいたけ大使(しいたけたいし)
死にたくなるよ、と夜泣くタニシ。(しにたくなるよとよるなくたにし)
タニシの世界もいろいろあるんやね…
ママが私にしたわがまま(ままがわたしにしたわがまま)
じいさん天才児(じいさんてんさいじ)
なんて躾いい娘!いいケツしてんな!(なんてしつけいいむすめいいけつしてんな)
なんて尻!プリプリしてんな!(なんてしりぷりぷりしてんな)
お尻好きなんですね!
イタリアではトマト派でありたい(いたりあではとまとはでありたい)
さいなら!祭りは終わり。つまらないさ(さいならまつりはおわりつまらないさ)
チンパンジーから怪人パンチ(ちんぱんじーからかいじんぱんち)
チンピラピンチ(ちんぴらぴんち)
お猿さんからパンチされたチンピラがピンチだって~
次は「うますぎる回文」をいくつかご紹介したいと思います。
いったい誰が考えたの!?と思わずうなっちゃうよ~
シナモンパンもレモンパンもなし(しなもんぱんもれもんぱんもなし)
ムシ鳴かず、悲しむ(むしなかずかなしむ)
力士会館前回貸切(りきしかいかんぜんかいかしきり)
浦和は田舎と家内は笑う!(うらわはいなかとかないはわらう)
旦那今夜は酒なんだ(だんなはこんやさけなんだ)
うかつにダムをひく国費を無駄に使う(うかつにダムをひくこくひをむだにつかう)
次は「私」からはじまる回文いってみましょうかね。
私キツネ、鐘つきしたわ(わたしきつねかねつきしたわ)
私、前、「塩と酢混ぜます」と教えましたわ。(わたしまえしおとすまぜますとおしえましたわ)
私たちもお餅足したわ(わたしたちもおもちたしたわ)
私タワシ渡したわ(わたしたわしわたしたわ)
私も「どんな関係?」と問い、喧嘩何度もしたわ。(わたしもどんなかんけいとといけんかなんどもしたわ)
私好きよキスしたわ(わたしすきよきすしたわ)
素でキス出来んほど本気で好きです。(すできすできんほどほんきですきです)
私いま目眩したわ(わたしいまめまいしたわ)
私、負けましたわ(わたしまけましたわ)
何となくストーリーがあったね。
「確かに」シリーズもありますよ▼
確かに貸した(たしかにかした)
確かに借りた(たしかにかりた)
確かに、この八百屋の子に貸した(たしかにこのやおやのこにかした)
確かに、5万ほど、本、孫に貸した(たしかにごまんほどほんまごにかした)
ジーコの親、小野コージ(じーこのおやおのこーじ)
宇津井健氏は神経痛(うついけんしはしんけいつう)
恵子の濃い毛(けいこのこいけ)
佐藤、池田総理、嘘だけ言うとさ(さとういけだそうりうそだけいうとさ)
留守を監査、馬場、参加をする(るすをかんさばばさんかをする)
倉田はいつも、つい働く(くらたはいつもついはたらく)
妙子も肥えた(たいこもこえた)
有田in、イタリア(ありたいんいたりあ)
雅子様だわ!小和田雅子様!(まさこさまだわおわだまさこさま)
個人的に、これが一番好き!
お疲れカツオ!(おつかれかつお)
お菓子が好き好き!すがしかお!(おかしがすきすきすがしかお)
ダンカン、ほら。本、噛んだ。(だんかんほらほんかんだ)
ここからは「野茂さん」シリーズ!
野茂の酢の物(のものすのもの)
野茂の棚網のみ、あなたの物(のものたなあみあなたのもの)
野茂の物は野茂の物(のものものはのものもの)
獣は野茂だけ(けものはのもだけ)
野茂さん、何かごめんね…
臭い屁の元の者は野茂の友の平作(くさいへのもとのものはのものとものへいさく)
平作さんもごめんね。
野茂が伊賀者(のもがいがもの)
野茂、ズラなのよ!残るこの世のならず者!(のもずらなのよのこるこのよのならずもの)
言い過ぎ。
空か、お腹グー。晩はハンバーグかな?おからか…(からかおなかぐーばんははんばーぐかなおからか)
空っぽのお皿からはじまり、ハンバーグを期待したのにおからだったなんて、凄いストーリー性のある回文ね笑
松茸摘みに来て、奇跡的に見つけた妻(まつたけつみにきてきせきてきにみつけたつま)
泣いたけど、遠いあの子にこの愛を届けたいな。(ないたけどとおいあのこにこのあいおとどけたいな)
災難、またもや大火事か、大家も堪んないさ(さいなんまたもやおおかじかおおやもたまんないさ)
品川に今住む住まい、庭がなし(しながわにいますむすまいにわがなし)
軽い機敏な子猫何匹いるか?(かるいきびんなこねこなんびきいるか)
ヘアリキッド、ケツに付け、ドッキリ、アヘ!(へありきっどけつにつけどっきりあへ)
酢豚作りモリモリ食ったブス!(すぶたつくりもりもりくったぶす)
なんだか口が悪いですね~
回数か定期か聞いて買うSuica(かいすうかていきかきいてかうすいか)
住まいが近いな。都内か?違います。(すまいがちかいなとないかちがいます)
女子コンパでパン粉所持(じょしこんぱでぱんこしょじ)
日本一長い回文
次に、めちゃくちゃ長い回文を2つご紹介したいと思います。
1つ目は1160文字。2つ目はなんと1395文字で日本一長い回文と言われていますよ~!
あまりの長文に驚いちゃうよ~
【噛んで「イテッ!」リップ。ねじ切る蔓、不吉垂れ込めるカビ、黒く実る怪しい端の実…。やはり、この七人投げられ、私ら刀抱え、この泥沼や、エルフの手で雫を。血だから、かなり胸に痛み、飛び退く。いざトンネル通過だ。霞かかる道よ。だけど頑健、この具合が彼怪し。もう勇者が来て、戦さが止まるめど、行く末、未定。歩き続けた旅。悪との戦い長引くだけ。「彼等メシアが来て、何とか助けたい、あの娘や叔母」と泣け、私、女子ら悲し。武器鋼鉄。トラップ!悔し、命縮む。死にかけたシ-フだけが斧も盗った。悔し涙。一喝。父母ホテルへ住み込み、掛かり切り。絆、戒めた。しかし、外野はすったもんだ。行き過ぎてる世話。あいにく捨てゼリフやけくそ「古しへよりの言い伝え、疑心暗鬼」と。スペル唱え威迫。扉無くす彼、菱形の中に馴染み箱を。ひたすら兄貴揺れ、行路禁じる。行き交うも音断った樹の気。『秋はとんぼ。洞穴は魚。金のうろこ飛ぶ。似たり寄ったりオカリナ』と、いつかのお伽噺の、見たか不思議な箱。こんな誘なう夜、男の子を抱かす所の、この意外さ。田舎だが、し、しかし、あなたっ、まごつくハ-レムの地だ。手がむやみやたら買うとか。血潮鳴り「矢弾だ!」妻殺しの士、暴君。敵、かたくなに舞い、ものものしい。なにはともあれ座り、やっと昼飯。石碑。肘鉄か?多湿、先手のドロ水。矢飛びて -】ここで半分。バテここで一休み。【ロトの伝説従って、地響きせしめる。一つやり忘れ、あー、元は担いしの物も今に無く、高き天空《星の城》】困った。またやり直し。地下道からだ。闇やムカデ達の群れは……くっ、困ったなぁ。しかし仕方がない。再開。【のこのこと姿を。この期通るような災難。ここは、亡きシ-フ形見の品、萩と斧が対となり、薫りたつより。谷懐。うー、のんきな風花……あら?ほ、ほんと!?萩、秋の樹だったと思うが……。消ゆる蜃気楼。これ、雪にあらず。旅を拒みし何かなのだが…?痺れが!すぐ並び、毒ハイエナ。取るペスト菌。暗示消えた。つい祈り、呼べ、死に急ぐ。蹴破り背ですぐに居合わせる敵。隙、油断も断つ。素早いが、しかしダメ-ジ。マイナスぎりぎり。屈み込み、スペルでほぼ復活、痛み無し。役立つ友のお陰だ。武士だけが滲む血。父の医師、薬物ら取って、動き封じながら、子、治した訳などは親子の愛だ。「消す!」だが、どんな敵か?あ、締められかけた首がないか?ただの毒浴びただけ。突っ切る相手見えず、食い止める魔道が作為的か。野獣?もしや、あれが害悪の根源か?解けた!予知みる鏡、姿が映る。粘土細工の人みたいに、眠りながら形を崩して…。手の震え止まぬ。ロトの声が彼方からした。『我ら下男に致死。残りは闇の支配者あるのみ』黒く光る眼。「これだ!」突き振る剣。「死ね!」】--プツリッ --「停電か……」
嘘だとこう愛しく、家畜でここに居つく。
「なりは確か」
と、医科で外科医委任。功を奏し、コスト浮いた。
「待て、あんたら」
腕は軋む。早く走路這うよ。
人工都市過密、建ったから勝ち。稲穂、板にいつか立つ。
ダメだが、足し、投与。駅で「気」敗戦。競れば綺麗。怪の巣窟要るイモと、昼寝昼間しがちも「気」盗る霊。胃空き、しかしデマ。
――確か「勘違いせんかい」と、裏返ったわしの書くカルテ。
2月、家主の留守担う。ど田舎。あちらでの売る杭。良き敵、激突求む。
「飲み食い少しお待ち」
「屁理屈聞くの?」
「種乗らず、太陽が茶っ葉釣りに、妨げて敷く川面で立つ。」
「もう、こんなに手際よくいく?」
界繋。
「少し著名な絵馬買います。」
「2里、置いていく気か」
と発つ。
今に怒り、
「昔タヌキでも住めたし、明日の夜、坂決め、来い。」
「明らか」
と一言。
今日予報が違い、秋晴れ。今こそ歩いて、行く気無げな帝大行くアイツに敬礼し、
「コンマ小さければ、後引くぞ」
とてポチ浮かれ出す。
またもや腐った柄持つ意は、つや出し。
凪いだ陸風、派手。外科遅れず。先生鋭い。
「あそこ、鈍行も止まる駅だ」
という。いうことは的確。
「カニと海老ね」
何故かツナがついそこに出てくるし。
「苦難」
と、ふと漏らす右近、ゲイ。旦那、リムジン形見と思うも、
「俺は免許無いし」
のたまっている苦しい数奇な奴でした。ケツのまくれない野郎。
「どう、かき入れ。角、つや良き。売れたか?」
「幾らかな」
「カタに取った分入れても損かい?」
「勝つ蟻と張り合うと、そうなる気配」
「俺ヤダ。負けたくないがな」
「なあ、また巻き返すのか?祟っとくよ、敵を。「気」で潰してしまえよ」
「ま、相談だ」
「嘘?」
「ま、酔え。まして私物で『気』を着て、欲取った」
鷹の巣、絵、描き、
「また?」
「まあな。…長い泣く竹、まだやれ。…おい、はけるな!」
「嘘いう蟻は、取扱い簡素も、照れ、印。豚、夙に高菜から食い…。」
「語れ、浮世!」
「奴の連れ、行き交う道路…。」
「やい、なれ!」
「熊の付け足しで、つや無き薄い汁来る…。イテ。…妻楽しいな…。」
「預金め、張れ!」
「思うも、音見た感じ、無理難題。原稿すらも、と。布団無く、シルク手で2個。そいつが夏風邪な。寝冷え-とにかく書き手は、とこういう意図だ。消える的。もう今度こそ」
「アイドル推薦せず、レク?おかげで、はぜか栗台無しだ。」
奴はいつも闊達。
昨夜も玉すだれ。カウチポテト族ひと暴れ。今朝一万個仕入れ、池につい悪意抱いて投げ、泣き、悔いている。
「あそこ参れば気合が違う。保養良きとこ」
と、人から気合込め聞かさる。余の素足、試すもできぬ、確か。無理解にマイッタと書き、悔いて、庵に住い構え、無い目予知し、越す計画。行くよ。和議。手に、軟膏持った。
でも、若くして下駄まさに立派。つや違うよ。いたずらのネタの茎作り、ヘチマ押し、湖水汲み、飲むともっと喜劇的。酔い狂うので埒あかない。
「どう?」
「何するの?死ぬ奴が!」
似てる。
「描く?かの皺断つ絵柄。」
疎い感性が朕描かしたまで。
しかし
「気合入れると気持ちが締まる」
ヒネる人もいる、一句。
嘘の経歴バレ、先生は「気」で消えようとしたが、ダメだったか、ついに逮捕。無い力騙った罪か。死闘根性は、ろうそく屋は無視。「気」は無いから。痰当て、また言うと、少し嘘を右近に言い、影で貝と化した。
張り無く、ついにここで朽ち、客死ということだそう。
短い回文と定番回文一覧
ここまでむずかしい回文ばかりだったので、この辺で短く簡単なものをご紹介!
定番の回文もたっぷり掲載するので楽しんでいってくださいね!
縄の罠(なわのわな)
縄の罠(なわのわな)
イカと貝(いかとかい)
庭のワニ(にわのわに)
菊の茎(きくのくき)
わしの皺(わしのしわ)
理科係(りかがかり)
色白い(いろしろい)
素手です(すでです)
エイの家(えいのいえ)
柿の木か(かきのきか)
歌歌う(うたうたう)
7番バナナ(ななばんばなな)
茄子ですな(なすですな)
よく効くよ(よくきくよ)
足しました(たしました)
意外や意外(いがいやいがい)
イカ食べたかい(いかたべたいかい)
描いたイカ(かいたいか)
タイヤを焼いた(たいやをやいた)
夜来るよ(よるくるよ)
英語言え(えいごいえ)
皆花見(みなはなみ)
関係ない喧嘩(かんけいないけんか)
昼メシの楽しめる日(ひるめしのたのしめるひ)
農家もイモ買うの?(のうかもいもかうの)
夜、すき焼きするよ(よるすきやきするよ)
まさか、逆さま?(まさかさかさま)
夏まで待つな(なつまでまつな)
寝息大きいね(ねいきおおきいね)
竹やぶ焼けた(たけやぶやけた)
飛び込む小人(とびこむこびと)
夜セミを見せるよ(よるせみをみせるよ)
夜の都会で烏賊と乗るよ(よるのとかいでいかとのるよ)
夜人参煮るよ(よるにんじんにるよ)
役に立つ肉屋(やくにたつにくや)
留守は何する?(るすはなにする)
良い知らせらしいよ(よいしらせらしいよ)
カッコイイ国歌(かっこいいこっか)
この木にキノコ(このきにきのこ)
ニワトリと、小鳥とワニ(にわとりとことりとわに)
段々と飛んだんだ(だんだんととんだんだ)
動物の回文を集めてみたよ▼
寝つき良いキツネ(ねつきよいきつね)
ゾウ買いたい!買うぞ!(ぞうかいたいかうぞ)
多分、ブタ(たぶんぶた)
猫の子ね(ねこのこね)
馬が舞う(うまがまう)
馬鹿なカバ(ばかなかば)
英語の回文
最後は英語の回文をいくつかご紹介しておしまいにしたいと思います!
日本語より難しいと思うんだけど、本当によくできてて感動!
Go, dog.(ゆけ、犬よ)
Salt an atlas.(地図帳に塩をかけろ)
Borrow or rob?(借りる?それとも奪う?)
A Santa at Nasa.(サンタがNASAにて)
Was it a cat I saw?(私が見たのは猫だったか?)
Was it a rat I saw?(私が見たのはネズミだったか?)
No lemon, no melon.(レモンもメロンもない)
Rats live on no evil star.(ネズミは邪悪ではない星に住む)
Was it a bar or a bat I saw?(私がみたのは棒か?それともコウモリか?)
Now I see, referees, I won.(そうか、審判のみなさん、私の勝だ)
Pull up if I pull up.(私が引っ張ったら、引っ張り上げてね)
Able was I ere I saw Elba.(エルバ島を見るまで、私は有能だった)
Murder for a jar of red rum.(赤いラム酒のびんを手に入れるための殺人)
Some men interpret nine memos.(男たちが9つのメモを解釈する)
Damn! I Agassi, miss again! Mad!(くそ!私はアガシ。またミスしてしまった!もう怒った!)
No, it never propagates if I set a gap or prevention.(いいえ、私がギャップか予防を仕掛けたら、それは決して広がりません)