ビートたけしさんが【オフィス北野】から独立し、自分の事務所を構えるとのこと。
円満退社と言っていましたが、やはり、そうではないようです。
森昌行社長との関係が完全に壊れてしまったようですが、今回は、森昌行社長の経歴やビートたけしとの関係について詳しくまとめていきます!
声明文全文も載せています。
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もくじ【hide】
騒動の経緯
1998年:たけし&たけし軍団の新会社として【オフィス北野】を設立
ビートたけしは芸に徹するため、経営、財務は友人であった森昌行社長に全面的に任せることとなりました。
その後、【オフィス北野】はほぼビートたけしの力のみで成功を遂げるのですが、突如ビートたけしが独立し、新事務所を構え移籍すると言い出したのです。
当初、ビートたけしの愛人が実権を握るために操作しているのではないかとの噂もあったのですが、一応円満退社と報道されていました。
ところが・・・どうやら円満どころか財務を任せていた森昌行社長による裏切り行為により北野武が怒り、事務所を独立する形で終わりを告げたとの事なのです!!
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森昌行社長の経歴
森昌行社長の経歴
出 身 地 :鳥取県鳥取市
出身大学:青山大学院法学部卒
職 歴:TV番組制作会社スーパープロデュースに入社
1980年:ビートたけしとの出会い。
■『クイズ!!マガジン』でAD担当。
■テレビ朝日系『ビートたけしのスポーツ大将』も担当。
1981年:『アイドルパンチ』でディレクターとして企画立案に参加。
■この頃から手腕を認められる。
■たけしの弟子たちを【たけし軍団】と命名し起用して、若手の才能を開花。
■たけしと寝食を共にする程の仲となり、絶大な信頼を得る。
1986年:『フライデー襲撃事件』
1988年:【オフィス北野】に取締役制作部長として参加。
1992年:【オフィス北野】の代表取締役社長に就任
1989年:“その男、凶暴につき”で制作協力を行い、ソナチネや菊次郎の夏でプロデューサーとして活躍。
『フライデー襲撃事件』が始まりだった
ビートたけしと森昌行社長との関係は、1986年に起こした『フライデー襲撃事件』からだといいます。
『フライデー襲撃事件』・・・交際相手への強引な取材に激怒したビートたけしが、たけし軍団を引き連れ講談社を襲撃。
ビートたけしは、警察に連行されるとき、たけし軍団に『お前らの面倒は一生見るから』と約束しました。
この約束を果たすために事件後、1988年に【オフィス北野】を設立したのでした。
さて、これ程までにかたい信頼関係を築いていたのに、なぜこんな事になったのでしょう!?
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たけし軍団の【声明文全文】
たけし軍団の水道橋博士が自身のブログに声明文を発表し、事の経緯が明らかになりました。
報道機関各位、【株式会社オフィス北野 たけし軍団一同】とし、内容は以下の通り。
ビートたけしが怒っている部分
■ビートたけしが知らない間に、森昌行社長が【オフィス北野】の筆頭株主になっていた。
■森社長をはじめ、会社の役員報酬の金額がとても容認できない水準になっていた。
この事についてビートたけしが森社長を追求したところ、
会社を守るためにやむ終えない措置であったと説明。
しかし、森社長を信用し全ての財務を任せていたビートたけしにとっては、何の相談もなく行われていた事は『裏切り行為』でしかなかったのです。
今後の約束
ビートたけしの怒りを受け、森昌行社長は平謝り⏬
『今後は信頼回復するために頑張りますので再度チャンスを下さい!』
この時、軍団は森昌行社長が謝るのを初めて見たと言います。
話し合いの末、以下の約束の元一度は収束します⏬
■会社の創業時からの功労者である、たけし軍団のプロモーションに力をいれること。
あくまでも軍団を第一に考えたビートたけしさんらしい約束ですね。
これにより、ビートたけしはもう一度、森社長を受け入れます。
赤字の報告
これで【オフィス北野】は安泰と思いきや、次の問題が発覚します⏬
■平成29年9月末決算において、オフィス北野が赤字に転落。
『オイラ、こんなに働いてんのに何で赤字なの??』
この話の後、森社長がテレビ収録の楽屋に現れ、マネージャーやスタイリストのいる前で泣きながら土下座したと言うのです!!
『申し訳ありませんでした!』
ビートたけし、再び許すも?
ビートたけしは泣きながら土下座する森昌行社長を再び許します⏬
『分かった・・・あんたを辞めさせないよ』
『これからは軍団の為に働くことを約束しろ』
しかし、ただで許したわけではありません。
次のような念書を書かせました。
■月給15万円で働くこと。
森社長は変わらない⇒たけし怒る
関係者の話によると、その後も森社長は何も変わらなかったと言います。
給料体制の見直しや、経営の改善は見られなかった。
そしてついに、ビートたけしは森社長に見切りをつけ、30年育て上げた【オフィス北野】を去り新事務所へ移籍することを決心したのです。
全文を知りたい方はコチラ⏬※内容は4名とも同じです。
ガダルカナル・タカとラッシャー板前の声明文の発信がなかったのは、単純にブログをしていないからであり、気持ちは同じであるとのことでした。
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軍団の怒り『芸人への冷遇』
怒っているのはビートたけしだけではありません。
たけし軍団もかなりの怒りを抱えています。
給料体制
芸人は食っていけない程の低賃金で堪えているにも関わらず⏬
森昌行社長の役員報酬は1億超え。
20歳代の社員でも年収1800万(´゚д゚`)
【オフィス北野】はビートたけしの活躍で保っているようなもの。
ビートたけしの願いは『芸人達を大切に考えた経営』。
しかし、蓋を開ければ役員や新入社員までもが高収入なのに、芸人は食っていけない程の低賃金だったのです。
さらに、井手らっきょの話は悲しすぎます⏬
井手らっきょのマネージャーは仕事も取って来ないのに、仕事中にジムに行っているのに、給料1000万超え。
働きたいのに余りにも仕事がないから熊本に帰る相談をしようと、社長に直談判の連絡をしたそうです。
森昌行社長に電話をし、『ちょっと話したい事がある』と相談した時に『いや・・・僕は、そういう立場ではありませんから』と電話を切られた・・・
これは冷たすぎますね・・・
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森昌行社長の主張
一部の番組などで“業務上横領”などの言葉が使われている事に関しては極めて不快感を覚える。
人に向かって泥棒と言ってるわけですから・・・
不本意です。
極めて不快感を覚えています・・・
と真っ向から否定しています。
確かに、森昌行社長は法に触れるような事はしていないように思います。
しかし、ビートたけしの言っている事は人として正しい。
そして長年連れ添った森昌行社長を何度も許し、猶予を与えるやり方も情のあつさを感じます。
ビートたけしが信頼をおいた人間です。
最初は同じ志を持った仲間だったのは間違いないでしょう。
年月が森昌行の金銭感覚を狂わせたと思うと、とても悲しいお話しに思いました。
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