カルバペネム耐性菌とは?感染対策と症状のまとめ~

   

福島県郡山市の病院で細菌感染により2名が亡くなりました。

最近の種類【カルバペネム耐性菌】とは一体どのような菌なのでしょうか?

対策症状について詳しくまとめました。

 

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報道内容

2018年2月16日。

福島県郡山市の病院で入院患者5人が細菌に感染し、2名が亡くなりました。

亡くなった2名は、何れも80代男性で、脳疾患とがん末期で入院中でした。

同病院では、昨年12月から入院患者3人の検体から立て続けに同じ細菌が検出され、郡山市保健所に届けを出したところ、1月18日に【殆どの抗生物質が効かない細菌・KCP型が検出された事が分かっています。

 

患者の詳細

■KPC型に感染したのは今のところ5人。

■亡くなった2人はいずれも80代男性で、脳疾患とがん末期で入院中だった。

■感染者が発見された病棟で患者を検査したところ、症状のない保菌者が12人見つかっている。

■感染患者の年齢は20代~80代。

 

細菌の種類について

この度、問題になっている細菌について⏬

ほとんどの抗生物質が効かない【KPC型】の、カルバペネム体制腸内細菌科細菌(CRE)

KPC型には抗生物質を短時間で分解して効かなくする酵素が含まれているといいます。

 

カルバペネム耐性菌とは

カルバペネム耐性菌(CRE)は、【悪夢の耐性菌】として最近注目を集めている細菌です。

通常は常在菌として存在している腸内細菌科の細菌であり、普通、健康な人の場合CREを保有していても何の症状もなく問題を起こさないそうです。

またCREが腸内にいる場合は問題ありませんが、血液や肺、尿道などに入ると炎症などを起こします。

例えば、外科手術後の患者、抗生物質を長期間使用している患者、免疫力が低下している患者などで感染症を起こしたとき、抗生物質が効かず敗血症を起こし、患者の約50%が死亡するといわれています。

 

このまま対策を取らなければ、

 

今後、耐性がより強い最近に変化したり、より強力なCREが海外から入ってきた場合、一気に広まり手がつけられなくなる恐れがあるとの事です・・・

 

カルバペネム耐性菌の感染対策

カルバペネム耐性菌の感染対策は、介護施設での感染や院内感染の防止が大切になってきます。

具体的に注意すべき点は以下の通りです⏬

【手洗い】

【おむつ交換では一人ひとり手袋やエプロンを替える】

【カテーテルなどの医療器具の取扱の注意】

【感染患者の隔離】

 

との事で、思っていたよりも普通の対策で余計に不安になりますね・・・

しかし、それ以外にも気になる情報がりました。

 

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抗生物質の乱用

医療関係者だけでなく、私達が気をつける事が一つあります。

それは、抗生物質の乱用です。

 

日本では細菌感染の予防として風邪を引いただけでも抗生物質が処方されます。

確かに、細菌に感染した時には抗生物質は劇的な力を発揮してくれますが、風邪のようなウィルスには抗生物質は効きませんね。

必要もないのに抗生剤を服用するということは、せっかく育った腸内の良い菌も全て殺してしまうということ。

それは耐性菌が増えやすい環境を作ると考えられています。

 

カルバペネムの症状

肺炎などの呼吸器感染症、尿路感染症、手術部位や外傷部位の感染症、カテーテル関連血流感染症、敗血症、髄膜炎など、菌の種類、感染箇所により多様な感染症を起こします。

無症状で腸管等に保菌されることも多くあります。

 

常在菌としてあるということは、健康であれば普段は何も気にする必要はないという事だと思います。

しかし健康体であっても感染する可能性もあり、抵抗力が著しく落ちている場合には尚更要注意ですし、その時には大変危険な状態に陥る可能性が高いという訳ですね。

 

海外でも危険として注目されているカルバペネム耐性菌。

我々ができる事はまずは抗生物質との向き合い方を考え、健康的な生活を送ることとなります。

自宅介護をされている方はおむつや医療器具の取扱にこれまで以上に気をつける必要がありそうです。

入院されている患者さんにおいては、病院の対応を信じるしかないとは思いますが、このニュースをきっかけに何かしら取り組みについての話し合いの場が設けられていると思います。

 

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