平成の事件とは思えません・・・
鹿児島県の廃院からホルマリン漬けの胎児が15体も見つかりました。
病院名は【烏丸医院】。
果たして医院として機能していた頃を知る人物はいるのでしょうか?
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事件内容
2018年2月1日に発行された【官報】(号外第22号)で驚きの事実を報じています。
鹿児島県にある廃院から瓶に入れられてホルマリン漬けにされた15人もの胎児が発見されたのです。
胎児たちは、『行旅死亡人』として既に火葬されており、鹿児島県市営基地に埋葬されています。
なお【官報】には、『心当たりのある方は鹿児島市福祉事務所保護第一課まで申し出て下さい』と情報提供を呼びかけておりますが、有力な情報は入っていません。
行旅死亡人(こうりょしぼうにん)とは
行旅死亡人とは、日本において、本人の氏名または本籍地・住所などが判明せず、かつ遺体の引き取り手が存在しない死者を指すもので、行き倒れている人の身分を表す法律上の呼称でもある。
『行旅』とあるが、その定義から必ずしも旅行中の死者であるとは限らない。
胎児の情報
見つかった胎児は15体で、全員本籍・住所・氏名・性別不詳です。
推定妊娠週数は24~31週の胎児も含まれておりました。
■24週の胎児の状態
体長:300~350mm
体重:550~1000g
生殖器が完成に近づき性別が確定する頃です。
髪の毛も生えてきますし、脂肪をつけはじめ、皮膚がピンク色になり、見た目はすっかり赤ちゃんになってきます・・・
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病院は【烏丸医院】!?
気になる病院の場所は、鹿児島県鹿児島市松原町15-6。
調べたところ、【旧烏丸医院】という事が判明。
【烏丸医院】は現在は廃院となっており、取り壊しが決まっているようです。
そして病院として機能していた頃を知る人物は現れていません。
よって院長の生存や現在を知る者もおりません。
ご覧の通り、相当古い病院で昭和時代に産婦人科をしていたのかと想像しますが、胎児達が葬られることなく事く人知れずこの病院にいたのかと思うと、今回見つかった事は良かったと思います。
心からご冥福をお祈り致します。
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